シエラレオネなど西アフリカ一帯に住むキシ族の貨幣。
日本からシエラネオネまでおそよ14000km遥か彼方からやって来たこの貨幣はうつろい咖啡の天野さん、タダコレコレ佐野さん、二人が共に持つコレクション
簡素な作りながら素材と手仕事が心地よく、人の心を動かす時間の道具です。
現在のリベリアやシエラレオネ地域の西アフリカ人は、商品価値の基準として鉄を使用してきた歴史があり、 20本ほどを一束とし、牛一頭は100束で交換できたといいます。
通貨としての使用が中止された後は風土独特の儀式のなかで価値のあるものと考えられ、今まで受け継がれてきたそうです。
立てかけても壁につけても。インテリアとしてもオブジェおすすめの作品です。
元々個体差のあるお品ですが、未塗装ですので錆びなどはございます。古物としては良好な状態です。
size: M,L30-33cm/ S 25-26cm
素材: 鉄
国/ アフリカ キシ族
古物商 タダコレコレ /
屋号のタダコレコレとは、江戸時代末期の僧で歌人詩人でもある、良寛和尚の書の一節にちなんだ言葉。「ただこのままである」といった様な意味。
しかし新しいものも古いものも、こう向き合うのがまた難しい。
自分の眼で選ぶと言うのはどう言う事か常に自問自答しつつ、けれど自分の気持ちの赴くままに心に留まるものを探しています。
【 うつろいの間___時に寄せて】
古物
骨董
現代の作り手
国も時代も超えた、
時を届ける一点物の道具たち。
時の道具と共に
時間のうつろいに耳を澄ませる時間を。
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