漆の声を聞き、漆と語らい漆と遊ぶToshihiko Iwataの一点物の茶即。
乾漆という技法で漆と遊ぶ岩田俊彦。乾漆は麻布に漆を何度も塗り重ね、漆だけで立体を生み出す古来より続く漆技法。奈良仏像にも受け継がれたこの技法は内部を空洞のまま形づくるため深い質感と相反する軽やかさを持つ事が特徴です。
素晴らしい技法ですが工程が多く高度な知識と技術を要するため、現代では担い手が少なく、高額な工芸や文化財に用いられるのみになっています。
素材 / 漆、布
Size / W16 H3 D6.5
時代 / 現代 2026
国 / 日本
【 About Toshihiko Iwata 】
【 About the Artist 】Toshihiko Iwata
乾漆という古来の技法を用い、漆と遊ぶように作品を生み出す岩田俊彦。
乾漆は奈良時代の仏像にも用いられた、麻布に漆を幾重にも重ねて形をつくる工芸技法です。木とも陶とも異なる、漆そのものの質感と軽やかさが、その造形に独特の表情を与えます。
「作品は漆の声」と語る岩田。漆が偶然に見せる表情を愛でながら、漆のなりたい姿を探るように、器や花器、オブジェを手がけています。
古代から受け継がれてきた技法を礎に、漆の新たな美しさと自由な可能性を引き出す作り手です。
1970年 神奈川県鎌倉市生まれ
1999年 東京藝術大学美術学部工芸科漆芸専攻卒業
現在、鎌倉を拠点に制作活動を行う
【 Public collection 】
ポーラ美術財団
モンブラン文化財団
佐藤美術館
三嶋大社