もくもくとたちのぼる煙をイメージした煙銀彩と名付けた抹茶碗。
この茶香の会のためにつくってくださった逸品の中でも特に素晴らしい個体。
問答無用のかっこよさです。
内に外にたちのぼる、銀煙。
底には湖のような深い緑。煙を映す水面のようです。
陶芸家ならではの煙の景色だと感じます。
器としての姿と煙をあらわした銀彩のArtピースとしてのバランスがとても心地よい。
飾る愛でる使う
幅広く受け取り手の感性で使い道がありえる器は、彼自身のようです。
素材:陶器 銀彩
Size: 約直径15cm 高さ約10cm
【発送について】
企画展終了後に皆さままとめての発送となります。発送には約一週間ほど頂いており、10月末を予定 しております。
【 ご使用について 】
直火、オーブン、電子レンジ、食洗機のご使用はお避け下さい。
【 About 菊地亨 】
適当をよく口にする彼の作品は全てに適度な遊び心と暮らしへの楽しみ方が滲み出ている。
デザイン学校を卒業20歳後県の窯業指導所(現・県立笠間陶芸大学校)に入学。指導所を卒業後、藤本均定成(ふじもと ひとしさだなり)さんに弟子入り。
陶芸の道へ。
出来上がるまで、その試行錯誤の時間。
上手くいく時も、いかない時も。
彼は自分の手と時間をかけて、「本当に知ること」を楽しんでいる。